
- 森岡 龍彦 <代表取締役>
- 京都府在住
- 専門分野 : 土木・建築、ランドスケープ設計
2022年10月より、弊社の代表を引き継ぐことになりました。
30年以上、三重県及び京都府を中心に建設業務に携わってきました。この地域で、自分たちが構築した構造物が数多くなってきていることに、ささやかな喜びを感じています。
独自技術である透水性コンクリートの設計施工からスタートした弊社も、すでに17年経過して、その間堅実に成長してまいりました。今後も、この地域に根差して、皆様のご期待に応えていきたいと考えております。
創業者の前社長から大切なバトンを受けましたが、力まずに「自然体」で臨みたいと思います。
若い頃は、陸上、野球、ソフトボールなどスポーツ全般、プレーするのも観戦するのも大好きでした。今は健康維持の為、ゴルフや軽い筋トレ程度です。
また、身近な自然環境に触れあっているせいか、気象変化、景観整備、生物などにも関心があり、弊社の事業で密接にかかわりを持ち、楽しんで構築しています。
気象激化による災害が多発する現在、自然に対するリスペクトを失わず、生活圏を維持することを大切に従事してゆきたいと考えています。
今後は広範囲には難しいかもしれませんが、少しずつ事業拡大をめざし、前社長から引き継いだ維持管理事業、キャンプフィールド事業なども堅実にこなしていきたいと思っています。
また、弊社技術の透水性コンクリートで、新しい発想により、地域振興を意識し、地域貢献でき
ますよう取り組んでまいります。よろしくお願い致します。

- 中川 武志 <相談役>
- 京都府在住
- 専門分野 : 建築・土木、コンクリート工学
- 2005年から 三重大学大学院 博士課程に在籍
- 2009年 博士課程修了、博士(工学)
株式会社ファイナルマーケットは、透水性工法の開発・機能性向上の技術研究に長年取り組んでおり、設計・施工の実績を蓄積してきました。弊社の代表的な工法商品である「T.N.ベース」は、美しい表層施工と抜群の透水・排水性を中心に、お客様の望むパフォーマンスを高い次元で実現することができます。
機能性の高い透水性舗装に対する認知度は年々高まり、今日では、環境保全や快適性、都市の安全・防災機能が注目されていることも当然の方向性だと思います。日本コンクリート工学会においても、POC委員会が設けられ、これらの機能性を重視するとともに、JIS規格化への取組みがされています。T.N.ベースは建築物まわりだけでなく、市街の歩道・道路、パブリックスペース、駐車場、緑地など多様な場所に透水性・排水性、熱緩和特性、省エネルギー特性、吸音性、施工容易性などの特長を活かして適用していただくことが可能です。また、近年頻発しているゲリラ豪雨による都市型水害やアンダーパス部の浸水に対する減災工法としても、T.N.ベースは有効です。ヒートアイランド現象の発生防止を図り、快適な都市整備を進めながら、街から雨水を消すことができるのです。
弊社は、研究開発のさきがけであり、防災の点で社会に貢献したいと存じます。社内には、防災コーディネータや「さきもり塾」卒業者もおり、防災活動の推進にも力を入れております。このサイトが、皆様のご理解の一助になることを願いますとともに、弊社の技術で、快適で美しく安全な街づくりにお役に立っていきたいと考えております。
社名 | 株式会社ファイナルマーケット |
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所在地 | 〒519-1711 三重県伊賀市島ヶ原5826-3 |
TEL | 0595-59-9500 |
FAX | 0595-59-3377 |
設立 | 2005年10月 |
事業開始 | 2010年4月 |
資本金 | 20,000,000円 |
代表取締役 | 森岡 龍彦 |
活動・所属 | 日本建築学会会員 日本コンクリート工学会会員 三重県建築士事務所協会賛助会員 みえ企業等防災ネットワーク会員 |
三重大発 ベンチャー |
2015年3月まで 三重大学社会連携研究センターに在籍 |

[ 本社 ]

[ 三重大学社会連携研究センター ]

[ 愛知県長久手市 ラ・ポール屋外イベント場 ]
施工概要 | 施工面積 / 約400m2 施工種別 / 高排水緑化工法 (T.N.ベース タイプIII) 表層 / 人工芝 (透水性) |
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設計 | 有限会社エムアンドティー |
施工 | 株式会社ファイナルマーケット (施工協力 株式会社川島工業、株式会社国分グリーンファーム) |
写真提供 | 谷川 寛 様 |
この施工例で採用された高排水緑化工法は、人工芝を用いた広場において、基層の透水・保水性を活用した温度上昇防止効果を重視して設計されています。基層は、多量の雨や散水を速やかに路面下に通水するとともに、路面下に蓄えた水が、小粒径層を通じて揚水しやすい構造とし、揚水された水が細砂層を通じて人工芝を保湿し、その水分の蒸発潜熱によって温度上昇を防止します。
また、路面下(基層)に大量の水を貯水でき、水平方向に水を移動させることができるため、ゲリラ豪雨対策としても機能します。

[ 高排水緑化工法の断面構成図 ]

[ 構造物や噴水との調和 ]

[ ハイヒールでも歩きやすい仕上り ]