[ 品質・技術的裏付け(大学との共同研究) ]
株式会社ファイナルマーケット(FM)は、透水性コンクリート(ポーラスコンクリート、複層ポーラスコンクリート)の特性研究、施工・応用技術の開発等に関して、三重大学と各種の共同研究を行っています。
POCの透水性や各種の機能を左右するのは内部の空隙です。そのため、設計・製造・施工において、重要な管理項目となります。
POCの空隙は、みかけの容積から固相(セメント等の結合材及び骨材)の容積を除いた部分の容積となり、その比率を空隙率といいます。空隙には、内部でつながっている「連続空隙」と、水が通過するには少し狭く圧力や外力が必要となる「準連続空隙」、独立した「独立空隙」があります。
空隙率を測定する方法は、日本コンクリート工学会の基準(案)による測定方法、「質量法」、「容積法」などがあり、(株)ファイナルマーケットでは、エアメータを使用した、より短時間で精度高く測定できる「容積圧力法」を提唱しています。

[ POCの空隙の区分 ]

[ 空隙の種類と定義 ]